沖縄では、ここ数年で家庭用太陽光発電の導入が加速しています。強い日差しを活かせる土地柄もあり、すでに太陽光パネルを設置しているご家庭も多いでしょう。しかし一方で、「蓄電池まで必要?」「太陽光パネルだけで充分じゃないの?」といった声も根強く存在しています。


結論から言えば、蓄電池は「あると便利」ではなく「あることで損を防げるもの」です。

それでも、蓄電池の活用法にはまだまだ多くの誤解があります。本記事では、沖縄の暮らしに本当にフィットする蓄電池のメリット・誤解の解消・太陽光との組み合わせ効果をわかりやすくお伝えします。

ソーラーエネルギー

蓄電池とは、発電した電気を「ためて使う」ための設備です。家庭用に多いのはリチウムイオン蓄電池で、太陽光発電とセットで導入されるケースが多くなっています。

仕組みはとてもシンプル。日中に太陽光で発電した電気を蓄電池にストックし、夜間や停電時に使用する。これだけで、自家消費率が大幅に向上し、電力会社に頼らない生活スタイルが可能になります。

「売電すればいいから蓄電池は不要」

かつてはそれで正解でした。しかし、売電単価は年々下落しており、現在では「買うより自分で使った方が得」な時代に変わっています。もちろん使わずに余ったものを売るということも可能です。

「停電用の非常電源でしかない

誤解です。停電時の安心は確かに大きなメリットですが、それ以上に、毎日使うことで日々の電気代を減らすという効果の方が大きいのです。

「昼間の発電で十分だから蓄電は不要」

昼に発電しても、昼間に全部使い切る家庭は少数。蓄電池がなければ、せっかく発電した電気の多くが無駄になります。蓄電池は言わば、発電した電力のうちの「使用しない分を取り置いておくバケツのような役割」にあたるのでせっかくの発電効果を最大限に享受できないのです。

太陽光パネルと蓄電池は【セットで意味を持つ】

沖縄のような日射量の多い地域では、太陽光パネル単体でも高い効果が見込めます。が、それでも陽の出ている「日中しか発電できない」という仕組みは変わりません。

ここに蓄電池を加えることで、発電した電力を夜間に活用できる「自給型電力生活」が完成します。

また、日中の余剰電力を売るのではなく、ためて使うことで「電力の自家消費率」が上がり、長期的には電力会社からの買電コストの削減へ直結します。

蓄電池 イメージ

以下のデータをご覧ください。(出典:気象庁 2024年:平均全天日射量データ)

都道府県日射量(MJ/m²)年間総日射量(MJ/m²)
沖縄14.5約5292.5
東京13.9約5073.5
札幌12.9約4708.5

この赤い数字だけみると一見、差は大きくないように見えますが【MJ/m²】という単位に注目です。
【MJ/m²】とは、メガジュール毎平方メートルと読みます。
簡単に言うと「太陽から1㎡の面積に降り注ぐエネルギー量」を意味します。
もうなんとなくお気づきのことかと思いますが、MJ/m²の「M」はメガを表します。
つまり、1MJ/m² とは 1,000,000 J/m² ということになり、こう見ると高い日射量ということが分かります。そして、それぞれに365(1年間の日数)をかけるとその差はさらに大きくなります。
まとめると、沖縄は全国でもトップクラスの日射量を誇り、発電効率の高さが魅力です。これはすなわち、「発電した電気を自分の家で最大限使えるポテンシャルがある」ということです。

停電時でも普段通りに生活できる「止まらない暮らし」

台風や災害時に、冷蔵庫・照明・スマホ充電などが止まらないという安心。

電気代の節約「自家消費率向上」

「発電して使う」ができれば毎月の電気代の支払いを抑えられます。

脱・売電依存

売るのではなく、ためて使う。変動する売電単価に振り回されません。使用分以上に発電量が多い場合は売電にまわすということも。

カーボンニュートラル生活の第一歩

電気を買う量が減れば、間接的にCO₂排出も削減可能。

沖縄の太陽を「無駄なく活かす」ことができる

日射量の豊かな地域だからこそ、ためて使うのが最も賢い選択肢。

朝〜夕:太陽光パネルが発電。使い切れなかった分は蓄電池へ。
夕方〜夜:電気使用が多い時間帯。蓄電池からの放電で賄う。電気の自給自足スタイル。
深夜:夜間でも使用するエアコンや時間を問わず電気が必要な冷蔵庫など、何かと使用され続けるので蓄電池はやはりあるに越したことがない。

どれか一つでもあてはまる場合は検討余地があるのではないでしょうか。

  • とにかく電気代が高い
  • 子どもがいて、停電時も安心を確保したい家庭
  • 在宅勤務や自宅ビジネスなど、日中の電力消費が多い世帯
  • オール電化住宅で電力使用が集中している場合
  • 高齢者がいて、夜間の冷暖房や照明が重要なご家庭
  • ご自宅が広い/部屋数が多い(その分使用する人数も多い)
  • 蓄電池の容量や台数は家庭の使い方で決める(4〜10kWh程度が目安)
  • 停電対策か節電目的(電気を買わない)か、などの目的を明確に
  • 設置場所の確認・確保(屋外か屋内か)
  • 長期保証・耐用年数の確認(目安は10年以上)
  • パネルとあわせて一社完結で設置できるか(複数業者介入だと高くなる)
  • 設置業者の対応や安心感

沖縄の太陽光パネル・蓄電池システムを一貫して提供しているのが、私たちの太陽光発電システム提供サービス【エネフルティーダ】です。

販売から設置工事、電力申請、そしてメンテナンスまですべて自社で対応しているため、ご相談からアフターサポートまでスムーズ。地元沖縄に根ざした企業として、沖縄の気候・住宅事情に合ったご提案が可能です。

👉 詳しくはこちらよりどうぞ。
ご相談・無料見積もりもお気軽にお問い合わせいただけます。

蓄電池 メリット

蓄電池は、ただの停電対策ではありません。
太陽光で発電し、それを自分でためて使いこなす──この循環こそが、これからのスマートな電力の使い方です。

沖縄の太陽(ティーダ)はあらゆる家庭に「光熱費の未来」を与える資源です。
そのエネルギーを無駄なくフルに使いきるなら
今こそ、蓄電池の導入を検討してみてはいかがでしょうか?

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